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松本・栞日さんにて「種をあつめる少年」展

 


  

長野の栞日さんで、

絵を描かせていただきました、

ものがたり食堂・さわのめぐみ作『種をあつめる少』展覧会が始まりました。

(写真はニジノ絵本屋さんでの開催時のもの)
  

.............................................................................

  

  

 『絵本ができるまで展@松本』

 

2022.4.8(金)ー  4.26(火)

〒390-0815 長野県松本市深志3-7-8(→Map
TEL | 0263-50-5967
営業時間 | 7:00-20:00
定休日 | 水曜日

 

.............................................................................


松本、本当にいいところですよね。
  
お近くにお住まいの方がいらっしゃいましたら、
どうぞよろしくお願いいたします。
  
  
今回の絵本のお仕事で嬉しかったことは
完成した絵本の形もさることながら、
著者のさわのさんのエネルギッシュで
好奇心旺盛、太陽のようにきらきらとした
自分にまっすぐな行動力を、間近で感じることができたこと。
  
新しいお料理の景色を切り開き、導いてくれる冒険好きの女神さまみたいな、

おちゃめで可愛らしいご本人も、物語になりそうです。
ファンが多いわけだ〜!

 

文学性あふれるお料理の世界を展開して、

今回のウクライナの支援に対しても、

意思を行動に移して、積極的にご活動なさっています。


また、銅版画の販売もオンラインにて始まりました。

こちらは版画作品ですが、手彩色ですし、刷り増しはせず、

1点ものとしての扱いです。

  

  

  


  

  

  

  

  

 
貴重な経験をさせていただき、
お越しくださった皆さま、絵本を手にとってくださった皆さま、
関わってくださった皆様に感謝ばかりです。

本という大好きな形と向き合って、
それがあちこちで手に取ってもらえるのは
本当にうれしいこと。

 

これからも、一冊一冊、
気に入ってくださる方のもとへ届きますように。
 

 

 

↑ コロナの騒ぎの始まるぎりぎり前、

2020年1月にに個展を開催してくださったナツメ書店さんが、

YouTubeのチャンネルで、『種をあつめる少年』を紹介くださっています。
うう、相変わらず、なんて可愛らしい店主さん‥。

珈琲を淹れていらっしゃるsleep coffeeの奥さん(←旦那さんのこと)も、

お二人ともお元気そうで、うれしい。

ナツメ書店さん、sleep coffee & roasterさんは
本や珈琲についての愛情、丁寧なまなざしが

すみずみまで凛とした空間への心くばりとなって

お店の佇まいに表れている  本当に素敵な本屋さん。

 

また行きたいな。ご紹介、どうもありがとうございます。

 

| nakamura mafune | 00:03 | comments(0) | - | pookmark |
みずのそら:サボテン高水春菜さんのイベント

  

 

 

3/20に サボテン高水春菜さんの黒猫MVプロジェクト、
完成披露イベントがありました。
  

  

  

 
会場となった 西荻窪・みずのそら は
何度も友人・知人の展覧会を観に伺っていた
大好きなギャラリーでした。

  

  


  
まさか展示をさせていただける日がくるなんて。
  

  
春菜さんのライブも優しい気持ちになれました。
黒猫MVは短編映画を観ているよう。

  

 

  

 

へぽへぽの陶芸も並べていただきました。(お写真お借りしました)

 
どの子もそれぞれ進路をみつけて 巣立っていって、
本当にお人形作りは楽しくできているのでうれしいです。
お買い求めくださり、ありがとうございます。
  

 

  
おやつ屋マーリーさん(象印さんのHPにご登場、かわゆい♡)の『ねこのあしあとプレート』

桜のサングリアも美味しくて、
みんな穏やかな空間でぽかぽか、あっちこっちとお話もたのしく
しあわせな春の日でした。

 

  

  

 

| nakamura mafune | 23:17 | comments(0) | - | pookmark |
今年のこと

 

お友達に誘ってもらい、5年くらい、
お手伝いをさせていただいていた
こども絵画造形教室。
建物の老朽化のため、ついにお仕舞いに。


のびのびした雰囲気の絵画教室で、大好きなお仕事でした。

本物の秋刀魚を見ながらスケッチをしていたら
あちこちの秋刀魚からはらわたを食い破り
アニサキスがうごうご出てきて強烈だった

「秋刀魚とアニサキス写生会」など、

カメラロールは、楽しさと、かわいさと、インパクトある思い出でいっぱい。
個性豊かな先生方や、かわいいちびちゃん達と過ごせたこと、宝ものになりました。

「絵画教室の先生」という肩書きを失いすこしさみしいですが
何かがおわると、ほかに、新しいことができる気がするし、
必然的に、しなくてはならなくなるし
そういうタイミングだったのだろうな、と思っています。

主宰の大澤先生が最後にくださったカード

 

 

 

 

と素敵な実写!(快晴!)

 

 



お母さまがたからお花をいただきなけました。。


そして今更ですが。。

展覧会ふたつ、ばたばたしてどきどきしました。 気がぬけていました。

お越しくださった皆さま、本当にありがとうございます。

  
古本屋さんでの展示と、絵本の展覧会、

やっぱりお仕事で書籍に関わることができるのは、よろこびもひとしおです。

 

 

そして、展覧会をさせていただきました
学芸大学の流浪堂さん。

建物の取り壊しのため、3月末で営業を終えられ、

移転ののち、新店舗にて営業再開予定です。

 

連日沢山のお客様が訪れていて、
わたしもたくさんの人に愛された、 お店の形を目に焼き付けました。

 

 


 

先日お伺いしたさいに
本棚にいたのを見つけて買った
『ゆずこの形見』(河出書房新社)

芥川賞作家・伊藤たかみさんの作品
名久井直子さんの装丁で、
2014年、初めて装画のお仕事をさせていただきました。

当時は(今よりももっと)
いろいろなことが器用にできなくて
編集さんにも沢山ご面倒をおかけしてしまい、、、、

 
ふいにそんなむかしのじぶんに出会ったようで、
少しどきっとしてしまいましたが

ずっと本の形に携われたらと学生時代を過ごしていたので、
うれしくありがたいはじめの一冊です。
(不倫のおはなしでした^^)

こういった時間を越えての出会いもふくめ、
やっぱり本って、いいな。

 


後ろにひいた緑のハンカチは、
今のお店の記念に作られたもの。

店内のようすが、鳥瞰図のように描かれています。

 

 

  


先日ひさびさに えほんやるすばんばんするかいしゃ さんのお店番も少しさせていただいて、

い本の美しさにうっとり。
勉強させていただきました。

  

いまだに臆病だし(治したい)、人一倍のんびりだけれど、心をころさず、

丁寧にものをつくることができたらというのが
ずっと憧れです。

 

 

| nakamura mafune | 21:53 | comments(0) | - | pookmark |
MIROさんへ

 

 

 

絵本『種をあつめる少年』のお仕事をいただけたきっかけは、

中目黒の小さなケーキ屋「MIRO」さんでした。

目黒区美術館のすぐ裏手にあるMIROさんは、

学生時代のわたしのお店にうっかり忘れもの(課題の作品をまるごと)から、

ずうっと仲良くしてくださる、朗らかで優しい店主さんのお店です
 
ミロさんの娘さんも当時音楽もするかわいい美大生で、

学園祭でのバンドのステージをご一家と一緒に観に行ったり、

その後もお店の包装紙や、ショップカード、店内の陶芸の飾りもの、

お近くにおすまいのお客さまの結婚式のウェルカムボードなど、

なんだかたくさん作らせていただきました。

※ 現在はおそらく、日曜・月曜定休です。

  


  
そんな偶然のなか
お店でお会いしたのが「ものがたり食堂」を主宰する、著者のさわのめぐみさん。
素敵なお話をいただいて、
本当に本当に嬉しいご縁でした。
 
 

  


先日、少しだけ新しい包装紙をお届けしました。
あたらしい模様を作ってみたくて、以前水彩画で描いた絵をレイアウトしたものです。

 

  

 

 

展覧会にも、MIROのお客様がたくさんお越しくださり(あたたかい。。)

小さなお礼… 喜んでいただけたらいいな。
  

  

  
ブックカバーにもちょうど良いかなと、
試しに文庫本を包んだ写真。

  


 

駅からはすこし離れているのですが、

目黒区美術館へお越しのさいなど、

近くでひとやすみしたいなというタイミングがありましたら、ぜひ。

  

  

| nakamura mafune | 21:00 | comments(0) | - | pookmark |
2022春

  

  

  

  

  

  

  

  

  母校・阿佐ヶ谷美術美術専門学校の広報のお仕事。

  

  

  小さな美術学校ですが、

  

  在学中には、校舎の中に、朝から晩まで、ずっといられて

  

  卒業しても工房設備を使わせていただけて、

  

  先日の絵本の原画展にも先生や職員の方が来てくださり、

  

  自分にはうれしい学校でした。

  

  

  すきなことがたくさんあるので、あちこち手を出し、

  

  そして、どれもあまり器用ではありませんが、

  

  こころがこもっていて、楽しめているのがいちばん大事

  

  とはいえせめて、 はずかしくならないように…

  

  すこしずつ積み重ねていけたらいいなと思います。  

  

  

  

  

 

| nakamura mafune | 02:25 | comments(0) | - | pookmark |
CAFE SEE MORE GLASS「黒猫は路地をゆく」展
   
    
  
   

サボテン高水春菜さんの「黒猫は路地をゆく」展が、
CAFE SEE MORE GLASSさんにて始まっています。
 
サボテン高水春菜さんの音楽に合わせた展覧会案内、映画のはじまりみたいでわくわくします。
アニメーターは窪田さんと大貫くん。
専門学校の同級生、同窓生です。
勝手に憧れ「みんなのうた」で、流れてほしいなー。
 
素敵な絵描きさんや作り手さんの展覧会にお招きいただき

わたしも春菜さんと黒猫ちゃんをモチーフにささやかな一枚で参加しています。

  


春菜さんの活躍を応援しているし、励まされます。
まわりに優しい方が多くいてくれて、
うれしいな なにかお役に立てたらいいな。
 
春菜さんの優しい人柄、歌声が、
たくさんの方に届きますように。
   
1/31(月)までと、
「種をあつめる少年」絵本原画展と、
会期同じで開催中です。
副都心線と東急線は直通なので、すぐ^^
  
どちらのお店も換気・消毒など
ウイルスのことに気を配って開催されています。
よろしくお願いもうしあげます。

  

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黒猫は路地をゆく 展」


2022年1/24(月)-1/31(月)12:00-18:00 火休み
原宿: 絵本の読める喫茶店 SEE MORE GLASS

音楽:サボテン高水春菜「黒猫は路地をゆく」
アニメーション 作画‣演出 : 窪田祥 背景 : 大貫賢太郎

ゲスト作家【順不同】森野美紗子/ さわ /中村まふね / karoooome / zoi

【展示開催記念 サボテン高水春菜演奏会】
1/29(土)op 14:30/st 15:00 2500円+1d(要予約)

http://takamizuharuna.com/suginami_amvproject/

   

  

| nakamura mafune | 22:47 | comments(0) | - | pookmark |
絵本『種をあつめる少年』原画展のお知らせ

  

  

 

絵のお仕事をさせていただいた、

 

絵本『種を集める少年』の出版記念展が

 

都立大学のニジノ絵本屋さんにて開催されます。

  

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『種を集める少年』
 
〜絵本ができるまで展〜

2022.1/7(金)ー1/31(月)
 
open  12:00-18:00
 
定休日 火・水
 

  

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このような時期、

 

お出かけください!とはなかなか言えませんが

 

1年間をかけて準備し形になった大切な絵本です。

  

たくさんの学びをいただきました。

 

銅版画で描いた原画を、見ていただけたらうれしく思います。

 

クッキー缶とは別の、 お菓子の販売もあるそうです!

   

 

 いただいたクッキー、かわいくて、おいしかった。。;v

  

 

うつくしく、美味しい食べものを作れるひとは、

 
人生が食べものによって彩られ、

 
より時間を、思い出を、 豊かにしてくれる。

   
 
身体にも栄養をとどけてくれて、

 
周りをしあわせにできて、

 
すばらしいお仕事だなあと思っています。

  

  

そんな さわのさんの在廊日はこちら

  

  

  

  

  

わたしは主に日曜日に在廊予定です!

 

マスクをちゃんとして、お待ちいたしております。

  

  

 

   

  

  

ほかの日も、都合次第でお店に行かれたらと思うので、もしお運びくださる方がいらしたら

 

ご連絡いただければと思います。

  

  

  

 

  

元日の『相棒スペシャル』、

 

絵画教室の会場を提供してくださっている文京区の諸聖徒教会が

  

映るというのは聞いていたのですが

  

  

  

  

本当にお話にわたってたくさん映っていたので楽しく観ていました。

  

  

  

    

  

    

  

 

関東は毎日お天気がよくうれしいです。

  

暖かくお過ごしください。 

   

 

| nakamura mafune | 10:22 | comments(0) | - | pookmark |
2022

 

 

 

 

新年あけましておめでとうございます!

 

 

 

  

  

昨年末は学芸大学の古本遊戯・流浪堂さんにて作品展示をさせていただき、

  

わたしのいたらないお知らせ力で、

  

お気にかけてくださった皆様、どうもありがとうございました。

  

  

サプライズで来てくれた友達に10年ぶりに会えてびっくりしたり、

  

友人に学芸大学の美味しいごはん屋さんやパン屋さんを教えてもらえたりして詳しくなれたり、

  

年内最終営業日に見えた常連のお客様と流浪堂さんの「よいお年を」のやりとりを眺めてしみじみしたり、

  

年末で全然お店の開いていないなか、ぽつんと営業してくれたラーメン屋さんで打ち上げの乾杯ができたこと

  

ありがたくて、あたたかくて、いい思い出になりました。

  

  

 

 

 

ポイントカード用に作らせてもらったるるるのスタンプ。

  

店長がゆかいに使ってくださってうれしいです

  

  

   

  

 

  

  

 

 

   

陶芸のこものは、作るのが本当に楽しいし、自分で飾ってもたのしいし、

  

なんだかよろこんでいただける気がして、

  

細々とでも、たのしく続けていけたらいいなと思っています。

  

 

   

 

  

 

  

 

  

恵比寿のお花屋さん「 花すけ 」さんが、展示に合わせブーケを作ってくださいました。

  

丸いお花がたくさんのふしぎな花束。 かわいい!

  

ドライになったもの、今は部屋に飾っています。

 

  

  

 

  

流浪堂さんの本は古本でもみなピシッと綺麗で清潔感があって、

  

本たちが大切に扱われているのがわかります。

  

  

  
お名前通り、本当に本が流浪する場所。

  

芯がありつつも柔らかく、飄々として気取らないフラットな空気は、

  

お店を営むお2人からも感じます。

   

  

  

流浪堂さんに選ばれて、明るく自由な棚のなか、

  

お店を通って、次の読み手に渡ること、

  

本達も、誇らしく思っているような。

  

  

威張らなくて  穏やか、そんな人が

  

こころのつよくやさしい人なんだと、しみじみ思っています。

  

 

  

  

  

  

  

お人形を作ってお人形やさんをしたいなあとか、

  

いろんな本を作って本屋さん遊びがしたいなあとか、

  

たくさんのすてきな作家さんがいらっしゃるなかで、どうだろうと思ってしまうことも多いのですが

  

小さなころの夢を叶えてゆけるのはうれしいですし、

  

ひとえに声をかけてくださるお店の方や、どれどれと、来てくださる人のおかげです。

  

  

本当にありがとうございました。

   

  

  

  

  

  

  

年明けは1/7(金)より絵のお仕事をさせていただいた、

  

種を集める少年』絵本の出版記念展が

  

都立大学のニジノ絵本屋さんにて開催されます。

 

  

どきどきですが、このすてきな物語を、素直にご紹介できたらと思います。

   

 

  

 

  

  

  

著者のさわのさんは主に土曜日、

   

  

  

  

  

  

  

わたしは日曜日に主に在廊予定です。

 

  

   

  

 

  

  

  

新しい年もみなさまのしあわせが守られる一年になりますように。

  

さみしさの中にあるひとにもひかりさす、あたたかい新年となりますように。

   

   

  

みなさましあわせにいらしてください。 

   

  

| nakamura mafune | 19:06 | comments(0) | - | pookmark |
陶芸の展覧会のおしらせ

 

  

  

  

  

学芸大学の流浪堂さんにて、陶の展示をさせていただいております。

 

  

  

  

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2021.12.11(sat.)-12.30(thu.)

  

古本遊戯  流浪堂(学芸大学)

  

営業時間 12:00 - 22:00

定休日 木曜日(但し12/30は営業・19:00まで)

 

 

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前回展示をさせていただいてから、2年ぶりの流浪堂さんでの陶の展示です。

  

楽しんで見ていただけたらいいなと思っています。

  

 

Instagramを登録しました。

@mafune

  

 

 

もしお近くにご用事などございましたら、

お立ち寄りいただけたらうれしいです。

 

 

  

流浪堂さん、最近 POPEYE で連載もされていました!

  

POPEYE WEB

  

店主さんの言葉のファンなので、うれしー

 

 

 

| nakamura mafune | 05:04 | comments(0) | - | pookmark |
絵本『種をあつめる少年』発売のお知らせ

 

©️『種をあつめる少年』特設サイト / ものがたり食堂・ニジノ絵本屋 2021

  

  

1年ほどの準備期間をへて、
ようやくお知らせできてうれしいこと。
  
絵を描かせていただいた、絵本がでます!
  
『種をあつめる少年』
さわのめぐみ 作
中村まふね 絵
  
本や物語に合わせた、
素敵なお料理を提供している
「ものがたり食堂」のフードディレクター
さわのめぐみさん
  
そんなさわのさんの綴る
こやぎの男の子、坊っちゃんと、
夜空にまつわるものがたりです。
  

  

さわのさんの食物との関わりの中からうまれた、あたたかく、ロマンチックな物語。

 

わくわく描かせていただきました。

 


HPの中のnoteに綴られた文章もとても読みごたえあり、
お人柄にあふれ、さわのさんの魅力がたくさん詰まったコラムです。

  

  
  

©️『種をあつめる少年』特設サイト / ものがたり食堂・ニジノ絵本屋 2021
 

    

カバー付き、上製本、そして表紙はきらきら箔押しのとても豪華な仕様です!
  
在学中に始めた銅版画。
卒業してからは、新宿の銅版画工房で細々とたのしく、制作を続けていました。
  
いつか何かを形にする機会があれば、
この好きな技法での絵を活かしたいなということは、ずっと思っていたのですが
  

  

  

  
今回、素敵なお話をいただいて、
銅版画での原画制作をしてみました!

  

  
銅版画という技法は、
銅板に、防食膜をはり、
そこをニードルという針の道具で引っ掻いて膜を剥がし、絵を描きます。
  

  

  

  
剥がれた部分に薬剤で腐食をさせることで
銅板に線や面を凹凸として定着させ、
その溝にインクを詰め込み、

プレス機で圧をかけ、銅板の溝に詰まったインクを紙に写しとります。

  
  

  

  
手順も多く、技法も各種ある製版技術の上に、
色調の濃淡などプレス機での刷りの工程も加わるため、絵を描くということに加えて
気持ちの最後は印刷屋さん、職人さんいうか…
  

  
工房にはまるで科学者のように、
腐食時間やインクの色、薬品の組み合わせや刷り方、

紙の種類など熱心に研究なさっている方がたくさんいて、 
飛び交っているマニアックな会話は、
単語も特殊で日本語なのに異世界のよう。
聞いているだけで楽しいです。
  

  
このデジタル全盛時代に、16世紀からの印刷技術。

手間ひまや負担もそれなりに掛かりますが、
インクの匂いやプレス機の形、
油膜によって出る、アンティーク風の感じなど
作業全体が古めかしく、大好きな印刷方法です。
  

  
今回、エッチングをはじめアクアチント、メゾチント、
スピットバイトやドライポイント、

モノタイプなど、いくつかの銅版画技法を使っています。
  

  
なんでも10年続けると、
それなりにできるようになる、と
何か読んだか聞いたかで信じていたので
お役に立てて、形になって、うれしいな〜。
  

  

..........................................................................................................................................

  

 
お料理とひと、そして物語をつなげるこの絵本、
どうぞたくさんの方にご覧いただけますように。
  

 

ただいま、“絵本”、また “絵本とクッキー缶のセット” をご予約受付中です。

 

  

©️ものがたり食堂
  

 

本当にかわいくて、すっっっごくおいしい、しあわせの缶缶です。

クリスマスのギフトなどにも、およろこびいただけると思います。

 

わたしも憧れの絵本のお仕事ができて、よい年になりました。。

  

 

来年すぐに、原画展の予定がございます。
詳しく決まりましたら、またお知らせをいたします。
ご高覧いただけましたら幸いです。

  

クッキー缶、ぜひぜひ!

どうぞよろしくお願いもうしあげます。

  

 

| nakamura mafune | 01:39 | comments(0) | - | pookmark |