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©️『種をあつめる少年』特設サイト / ものがたり食堂・ニジノ絵本屋 2021
1年ほどの準備期間をへて、
ようやくお知らせできてうれしいこと。
絵を描かせていただいた、絵本がでます!
『種をあつめる少年』
さわのめぐみ 作
中村まふね 絵
本や物語に合わせた、
素敵なお料理を提供している
「ものがたり食堂」のフードディレクター
さわのめぐみさん
そんなさわのさんの綴る
こやぎの男の子、坊っちゃんと、
夜空にまつわるものがたりです。
さわのさんの食物との関わりの中からうまれた、あたたかく、ロマ
わくわく描かせていただきました。
HPの中のnoteに綴られた文章もとても読みごたえあり、
お人柄にあふれ、さわのさんの魅力がたくさん詰まったコラムです。
©️『種をあつめる少年』特設サイト / ものがたり食堂・ニジノ絵本屋 2021
カバー付き、上製本、そして表紙はきらきら箔押しのとても豪華な仕様です!
在学中に始めた銅版画。
卒業してからは、新宿の銅版画工房で細々とたのしく、制作を続け
いつか何かを形にする機会があれば、
この好きな技法での絵を活かしたいなということは、ずっと思って
今回、素敵なお話をいただいて、
銅版画での原画制作をしてみました!
銅版画という技法は、
銅板に、防食膜をはり、
そこをニードルという針の道具で引っ掻いて膜を剥がし、絵を描き
剥がれた部分に薬剤で腐食をさせることで
銅板に線や面を凹凸として定着させ、
その溝にインクを詰め込み、
プレス機で圧をかけ、銅板の溝に詰ま
手順も多く、技法も各種ある製版技術の上に、
色調の濃淡などプレス機での刷りの工程も加わるため、絵を描くと
気持ちの最後は印刷屋さん、職人さんいうか…
工房にはまるで科学者のように、
腐食時間やインクの色、薬品の組み合わせや刷り方、
紙の種類など
飛び交っているマニアックな会話は、
単語も特殊で日本語なのに異世界のよう。
聞いているだけで楽しいです。
このデジタル全盛時代に、16世紀からの印刷技術。
手間ひまや負
インクの匂いやプレス機の形、
油膜によって出る、アンティーク風の感じなど
作業全体が古めかしく、大好きな印刷方法です。
今回、エッチングをはじめアクアチント、メゾチント、スピットバイトや
モノタイプなど、いくつかの銅版画技法を使って
なんでも10年続けると、
それなりにできるようになる、と
何か読んだか聞いたかで信じていたので
お役に立てて、形になって、うれしいな〜。
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お料理とひと、そして物語をつなげるこの絵本、
どうぞたくさんの方にご覧いただけますように。
ただいま、“絵本”、また “絵本とクッキー缶のセット” をご予約受付中です。
©️ものがたり食堂
本当にかわいくて、すっっっごくおいしい、しあわせの缶缶です。
クリスマスのギフトなどにも、およろこびいただけると思います。
わたしも憧れの絵本のお仕事ができて、よい年になりました。。
来年すぐに、原画展の予定がございます。
詳しく決まりましたら、またお知らせをいたします。
ご高覧いただけましたら幸いです。
クッキー缶、ぜひぜひ!
どうぞよろしくお願いもうしあげます。
板橋区の音楽教室「オトノアトリエ」さんの
ロゴイラストを描かせ
メアリポリンズ風
わいわい版
お贈りした原画のスケッチブック
足立区の植木屋さん「庭匠 緑翠」
皆さまのお名刺を制作させていただきました。
みどりの妖精たちとリクエストいただき、
おひとり1柄、選んでいただきました。
植木屋さんも、ピアノ教室も、すてきなお仕事〜
こういったお仕事にお声がけいただき、
少しでもお力になれたなら
しあわせだし、とってもうれしく思います。
音符ちゃんたちも、みどりの妖精ちゃんたちも
それぞれの場所で、たのしく、長く、愛されてくれますように。
たくさんの画家さんの描かれる名作のなか、わたしは下巻の最終話
「
ことばがきれいで切なくて、じんわりとしながら、何度も何度も読みました。
また生涯じっくりと読みたい、すばらしい読書のきっかけをいただけて感謝感謝です。
だいすきなお話になりました。しあわせだ〜
献本と一緒にいただいたあたたかいお手紙をお守りのように思います。